30年前、やがて少子高齢化がはじまると言われていました。これは統計を見ればわかったことでした。

今も日本では少子高齢化は加速度的に進んでいます。これは政府が対策に失敗したと言って良いでしょう。

何が足りないのか、何が問題なのでしょうか。今は子どもがいる家庭に向けての支援に力が注がれていますが、じつはその前、具体的には妊娠前から出産・子育てまでを一貫して支援することが大切ですし望まれています。

2022年の4月から高額な費用がかかる不妊治療に、保険が適用されることになりました。これは評価できる取り組みです。

しかし子どもが欲しいけれど、きちんと育てられるのか。何かとお金がかかる子育てに養育費をきちんと準備できるのか。そんな不安を結婚した、そして結婚をしたいカップルの多くが持っています。

また、仕事のキャリアなどを気にしての晩婚化が同時に進んでいます。子どもをいざ、授かりたいと思っても実現しない二人の話を聞いたことがあると思います。産前の鬱や育児ノイローゼによる悲劇がニュースで飛びかっています。

手厚い産前・産後ケアをしなければ安心して妊娠、出産、子育てはできません。また、経済的な理由で二人目、三人目の子どもを諦めるケースがたくさんあります。

子ども達の声がたくさん聞こえる。

こんな幸せな光景が他にあるでしょうか。

多胎児支援の導入を進めて、妊娠、出産を諦めることがないようにするべきです。

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